WS in 青森

みなさん、こんにちは!

インフルエンザや風邪が流行っていますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

実は先日、つくつぐの運営メンバーで本州の最北端、青森に行ってきました!

弘前市青森市で開催された2つのデザイン思考ワークショップに参加するためです。2日間の「デザイン思考ブートキャンプ」と半日の「はじめてのデザイン思考」に参加させてもらいました。

バックグラウンドの異なった職種も年齢もバラバラの青森の方々とデザイン思考について学ばせてもらえるということで、非常に楽しみにしていました。

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今回、青森でのワークショップが開催された理由のひとつに、デザイン思考を勉強したいけれど、地方に住んでいるためなかなかデザイン思考を体感する機会がないといった声があります。

 そこで、デザイン思考を基にしたプロジェクトをしている団体だからこそ、私たちに何かできないかと思い、学生スタッフとして一緒に勉強させてもらおうと思い学生スタッフとして関わらせて頂きました。

今回、その様子を記事として読者の皆様にお伝えしたいと思います。

 

 17,18日に開催されたデザイン思考ブートキャンプは、4人1チームとなり、チームごとに私たちがサポーターという形で参加させて頂きました。

今回は津軽鉄道の澤田様と県庁の田澤様をお招きして、インタビューを通してお二人の課題をチームごとに設定し、その解決策を最後に発表する形でした。お二人とも青森の地域と密着したお仕事に取り組んでいらっしゃるため、青森の街づくりの現状やこれからの展望について教えてくださいました。

参加者の皆様は、会社員、公官庁職員、主婦、学生と、様々な職業の方々がいらっしゃいました。その分、多様な立場からの意見が飛び交い、とても白熱した議論とりました。私も、一緒にワークに参加させてもらったのですが、青森の地域事情を全く知らなかったため、青森の方々が優しく教えてくださり、以前より青森が近くなった気がしました!そして、初対面のチームでも2日間終えると、最初と比べてより親密になれた気がしました。

参加者の方からは「ワーク毎に時間の制限があるため、普段以上に頭をつかった」「明日から仕事でデザイン思考を取り入れたい」という感想をいただき、とても嬉しく思います。私自身も、つくつぐでデザイン思考のワークをすると頭から煙が出るように感じ、終わった後は考え抜いた達成感があります!

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また、19日に開催された「はじめてのデザイン思考」では、2人1組のペアでインタビューしあい、お互いの抱えている問題について解決策を考えました。

その後、その解決策をお互いに見せ合い、アイデアを評価する流れでした。途中、お昼ご飯を挟みつつ、和やかな雰囲気で行われていました。

最後に、相手に提案するアイデアを形にした試作品は、用意されたものをうまく使い、工夫して作ってられました。短い時間だったのにもかかわらず、時間内に完成する方は試作品の作成時間がスタートすると同時に材料を選び、試行錯誤してアイデアを形にしていました。デザイン思考のマインドセットの一つである"作りながら考える"、とはまさにこのことだと感じました。

 

私たちは、普段社会人の方々と一緒にデザイン思考のワークをする機会は多くないため、新鮮でとても楽しく過ごすことができました。

また、3日間を通して、自分がスタッフとして気づかされる点にたくさん気がつかされました。今回は、議論が煮詰まって私が困っているときには、参加者の方や社会人スタッフの方が冷静な意見を言って下さったり、助け舟を出して下さったりしました。

つくつぐ本番まで残り10日、全力走り抜けます!

 

今後とも、つくつぐをよろしくお願い致します。