【 Day 3 】

第5回日本を創り継ぐプロジェクトは、早くも折り返し地点です。

 

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3日目は

▶ 哲学発表

▶ フィールドワーク

▶ データ整理

インサイト

▶ チャレンジ

を行いました。

 

毎朝行われるアイスブレイクでは、ヒーローインタビューをやりました。

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ヒーローインタビューではチーム内でヒーロー、インタビュアー、カメラマンに役割を分担し、1人1回ずつ役割を交代します。ヒーローは自信をもって自分の成功体験を話し、インタビュアーはヒーローに気持ちよく語ってもらうために工夫して質問を考え、カメラマンは周りで撮影するふりをしてインタビューの雰囲気を盛り上げました。ヒーローインタビューはフィールドワークで必要となる、相手に気持ちよく答えてもらう工夫や場の雰囲気を作り上げることを実践できます。

 

哲学の再発表では、前日のフィールドワークによって得た結果がはっきりと反映されており、どのチームも前回の発表に比べて説明に熱が入っていました。

 

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2回目となるフィールドワークは、インタビューを中心に行いました。各チームが設定したターゲットから生の声を集め、持ち帰って再びデータを整理します。あいにくの雨天でしたがどのチームもしっかりとインタビューを行えていたようです。フィールドワークから戻った後は、複数のターゲットからユーザーとなる人を決定し、プロファイリングシートとエンパシーマップを用いて人物像の可視化を行いました。

 

この後は、デザイン思考でもっとも重要な要素の1つであるインサイトを明らかにしていきました。インサイトとは、そのユーザー自身すらも気づいていない根源的な欲求のことです。混乱しやすく難しいので、目的を見失いかけるチームが多数見受けられました。 

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本日は最後に、もう一つ肝となるワークを行いました。

それはチャレンジです。チャレンジとは、ユーザーに寄り添っていくための着眼点を1つに絞る一連のプロセスのことです。インサイトが抽出されると、解決のための様々な着眼点やアプローチが考えられます。その中からどれにするか、自分たちには何ができるかを絞り出す作業です。

 

明日は中間発表です。後半戦も全力で走り抜けます。