参加者 before after

寒い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は昨年2月12~17日に東京で開催された第4回「日本を創り継ぐプロジェクト」(以下略:つくつぐ)参加者からのメッセージをお届けします。

第1弾は、第4回に参加し現在も運営としてつくづくに関わっている長屋璃沙さんからのメッセージです!

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以下インタビュー形式でお送りします。

     

まず最初に、第4回に参加しようと思ったきっかけは何ですか?

きっかけは、過去参加者の大学の先輩から誘われて「面白そうだ」と思ったからです。当時、短期留学から帰ってきて周りの友達や先輩が「今度は1年間留学する」「就活する」と言っている中、自分は何をしようか…と考えていた頃でした。そんな時「自分と向き合ういい機会だと思うよ」と先輩から声をかけてもらいました。これからの自分の活動の方向性を考えるいい機会だと思い、応募しようと思いました。 

 

では実際に参加してみて、つくつぐはどのような場でしたか?

 私を受けとめてくれる場でした。自分が意見を言うと他の参加者・ブルーマンが真剣に向き合ってくれるので、とても嬉しかったです。正直、プロジェクト中は「もう眠たい」「家に帰りたい」と何度も思いました。「おもしろい!楽しい!」と思うこともありましたが、辛いことの方が断然多かったです。自分の言いたいことがあっても言葉が追いつかないもどかしさ、初対面の人に本音でぶつかる怖さ、重い場の空気を変える難しさ…数えきれない程あります。それは普段の生活では経験できない非日常的空間だったからこそ倍増したとも思えます。でも、そんな気分が落ち込んでいる時に助けてくれたのが参加者・ブルーマンでした。

※ブルーマン:各チームに1人ずつ運営メンバーが付き、チームのファシリテーターとして議論のサポートを行います。青いゼッケンを着ているため通称「ブルーマン」と呼ばれます。

 

その6日間を経て、新たな気づきはありましたか?

私は人の意見を否定するのが嫌いで、できることなら議論も平和に進めたいと思っていました。でも同じチームメンバーから「もっと本音でぶつかって」「誰かの意見を否定するときに対案を出せば、チームにとってプラスに働くんだよ」という言葉をもらいました。それからは、最初はためらって言えなかったことも言えるようになりました。

また、“I like I wish”というチームメンバーからフィードバックをもらう時間を通して、鏡を通した自分を知ることができました。I likeはあなたのこういうところ、いいな!I wishはもうちょっとこうしたら、もっと良くなるんじゃない?という具合にチームメンバーから見た私を知ることができ、「私って意外と○○なんだ!」という気づきがたくさんありました。ただ「こうした方がいいよ」っていうだけではなく、相手からの思いやりが伝わってくるため素直に受け入れられました。言葉にしないと伝わらないことこそ、伝えるべきなんだなと思いました。

 

では、現在運営としてどんな活動を行っているのか教えてください。

私は広報局に所属し、1人でも多くの人につくつぐを知ってもらう活動をしています。広報局では全国ワークショップの開催、facebookTwitterといったSNSの投稿、参加者への対応をしています。私は特に地方に住んでいる学生につくつぐを知ってもらいたい、という想いで広報局に入りました。やりたかった静岡でのワークショップもできました。ワークショップをすること自体初めてで、集客から当日の運営まで予想以上に大変でしたが、一緒に手伝ってくれた運営メンバーや友人のおかげで無事開催することができました。参加者募集が終わったので、これからは局の枠を超えて自分のできる限りのことは全部やりたいです!!!

 

最後に、第5回の参加者の皆様にメッセージをお願いします!

「変わりたい」と思っている人は少なくないと思います。かくいう私もその一人でした。つくつぐはそんな人にとって絶好のチャンスです。初対面の人達とチームを組み、泊まりこみで議論し続けることに不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。それでも、素の自分をさらけ出して自分の想いを伝えてください。きっとあなたのチームメンバーやブルーマンが受け止めてくれます。第5回のメンバーで話し合えるのは6日間しかありません。その時常に目の前の相手に、議論に、真剣であるかを問いかけて続けてほしいです。私たち運営メンバー一同も、参加者の皆さまに満足してもらえるよう、全力で向き合います!!

 

ありがとうございました!

これからもブログでは、過去の参加者や運営メンバーをはじめとして多くの関係者の皆様からのメッセージを発信していきます。

どうぞお楽しみに!